近年、若くして髪が薄くなってきていることに悩む人が増えています。

実はAGAは若年期から発症する可能性もあり、早期のうちに治療を始めることが重要です。

当記事では20代のAGAについて、症例や原因、予防方法や対策方法などを紹介します。

20代のAGA症例紹介

AGAには大きく分けて以下の3タイプが存在します。

• O字型：頭頂部が円形に薄毛になるタイプ
• M字型：前髪の生え際が後退するタイプ
• U字型：おでこ全体が後退した結果U字に見えるタイプ

20代ではU字型まで進行していることは少なく、O字型、M字型が単発、または複合で発生している例が多く見られます。

加えて、症状の進行度についてはハミルトン・ノーウッド分類という分類方式で分けられることもあります。

ハミルトン・ノーウッド分類における症例は以下の通りです。

• Ⅰ型：額の生え際からM字型の後退が始まっている状態
• Ⅱ型：Ⅰ型の症状が進行した状態
• Ⅱ Vertex型：Ⅱ型に加え頭頂部にO字型の症状が見られる
• Ⅲ型：Ⅱ型からM字型の症状がさらに深くなった状態
• Ⅲ Vertex型：Ⅲ型に加え頭頂部のO字型の症状が進行
• Ⅳ型：Ⅲ型まで進行した段階で頭頂部にO字型の症状が現れた状態
• Ⅴ型：生え際が頭頂部に迫り、O字型の症状の範囲も広がった状態
• Ⅵ型：M字型とO字型が繋がり、U字型になり始めた段階
• Ⅶ型：VI型から側頭部の薄毛も進み、後頭部も頭頂部に近い部分は発毛がない状態

ハミルトン・ノーウッド分類で見た場合、20代ではⅠ～Ⅳ型の症例が多く、Ⅴ型以上まで進行しているケースは少ないです。

20代に発症したAGAは、放置していると歳を重ねるごとに重症化していく可能性が高いため、早めに治療を受けることが重要になります。

20代でのAGA発症率

20代におけるAGAの発症率は10%程度です。

AGAはホルモンバランスが崩れることによって発症する病気で、男性ホルモンが増加する思春期以降に症状が見られるようになります。

また、AGAの発症率は30代で20％、40代で30％、50代で40％と徐々に増加していく傾向があり、すでに発症している場合は症状が進みやすくなってしまうので、気になっている方は早めの治療を心がけることをおすすめします。

20代でAGAになる4つの原因とは？

20代でAGAになってしまう原因には以下のようなものがあります。

• ジヒドロテストステロンの増加
• 遺伝的要因
• ストレス等による血行不良
• 生活習慣の乱れ

以下にて、詳しくみていきましょう。

ジヒドロテストステロンの増加

AGAが発症する根本的な原因は、「ジヒドロテストステロン（DHT）」というホルモンの増加です。

通常、一度抜けた毛髪は3～6年のヘアサイクルで生まれ変わるのですが、ジヒドロテストステロンは毛乳頭細胞の「アンドロゲンレセプター」という受容体に作用して、ヘアサイクルを乱してしまいます。

ジヒドロテストステロンの生成率やアンドロゲンレセプターの感受性が高いと、AGAになるリスクが高くなるのです。

遺伝的要因

ジヒドロテストステロンは、一般的な男性ホルモンであるテストステロンに、頭皮に存在する酵素の1種である「5αリダクターゼII型」が結びつくことで生成されます。

5αリダクターゼII型は活性度は両親からの遺伝情報の影響を大きく受けるため、家系における薄毛の人の割合が多い場合には注意が必要です。

特に、アンドロゲンレセプターの感受性については母型の遺伝情報を引き継ぐことが分かっており、母型の家系に薄毛の人が多い場合は特にAGAになるリスクが高いといえるでしょう。

ストレス等による血行不良

ジヒドロテストステロン以外の原因として上げられるのが、ストレスなどによる血行不良です。

ストレスなどによって自律神経系が乱れると血管が収縮してしまい、頭皮の隅々まで栄養がいきわたらなくなってしまいます。

結果、正常なヘアサイクルが失われ薄毛になってしまうのです。

仕事環境の変化などによって急に薄毛が進行した場合、ストレスが原因になっている可能性が高いので、定期的なストレス発散を心がけましょう。

生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れも薄毛の間接的な原因になります。

睡眠不足や栄養バランスの偏った食事では、髪に必要なホルモンや栄養を得ることができず、髪の成長を阻害してしまいます。

また、喫煙や過度なアルコール摂取、運動不足などは血行不良の要因となるため、ストレスと同様に、栄養が頭皮全体にいきわたらなくなってしまうのです。

薄毛が気になりだした人は、まず自身の生活習慣を見直し、少しずつ改善していきましょう。

20代AGAを防ぐ！2つの予防方法とは

20代に限らず、AGAの予防において重要なポイントは以下の2つです。

• 生活リズムを整える
• 頭皮を清潔に保つ

詳しくみていきましょう。

生活リズムを整える

先述の通り、まずは生活習慣を見直し、生活リズムの改善をしましょう。

AGAに悩んでいる方で多忙な方は非常に多いですが、睡眠の質を確保は行うことをおすすめします。

可能な限り、成長ホルモンが分泌される24時までに就寝し、6時間以上の睡眠時間を確保しましょう。

食事についても栄養バランスを考え、特に髪に必要な栄養素であるタンパク質や亜鉛をはじめとしたミネラル、血行を良くしてくれるビタミンを意識して摂取するのが効果的です。

また、血行不良を招く喫煙や過度なアルコールの摂取はなるべく控え、適度な運動を行うようにするのも予防に繋がります。

頭皮を清潔に保つ

生活習慣の改善に加え、頭皮の状態を清潔に保つようにすることも重要です。

特にシャンプーについては、すすぎの時間が足りておらず、髪に付着したままで終えてしまっているというケースが良く見られます。

また、頭皮ではなく髪の毛を重点的に洗っていたり、爪を立てながら雑に洗ってしまい、頭皮に過剰な刺激を与えてしまっている人も多いのです。

頭を洗う際には、あくまで頭皮をメインで洗うことを意識し、指の腹でやさしく洗うように心がけます。

洗い流す際には、泡で洗った時間の3倍程度の時間をかけ、頭皮にシャンプーが残らないように、しっかりとすすぐようにしましょう。

20代AGAの対策方法とは？

AGA発症後の対策としては、育毛剤やサプリメントの使用なども考えられますが、最も効果的なのは医師の診断を受け、適切な治療を受けることです。

上記のような対策は、あくまでAGAの進行を一時的に遅らせるだけなので、根本的な改善には繋がりません。

自身に合っているか分からない育毛剤やサプリメントにお金を掛けるのであれば、専門家である医師に相談したほうが、根本的解決への近道となるでしょう。

20代のAGAにおすすめの治療法とは？

20代に限らず、AGAの治療法として挙げられるのが以下のようなものです。

• 内服薬による治療
• 薬品や培養液の皮下注射

上記のうち、内服薬を採用しているAGAサロンは多いのですが、心臓への負担や血圧降下、ホルモンバランスの過剰な乱れといった副作用が出る場合があるので、身体に負荷がかかってしまう可能性があります。

そのため、AGAの治療を行う際には、薬品や培養液の皮下注射で治療を行ってくれるサロンを選択することをおすすめします。

ただし、皮下注射は痛みを伴うというデメリットがあります。

近年は注射針の高精度化によって痛みも抑えられてきていますが、痛みに極端に恐れる人は注意しましょう。

20代のAGA・薄毛治療ならReproがおすすめ

20代のAGA・薄毛治療なら「Repro」がおすすめです。

Reproは名古屋にあるAGAサロンで、副作用の多い内服薬での治療を行わず、薬品や培養液を音響振動装置によって頭皮に浸透させるという特殊な施術を行っています。

音響振動装置を用いることにより、皮下注射のデメリットである痛みもなく、効果的な治療が可能です。

自宅でのケアもいらないため、生活の負担にもなりづらく、長期に及ぶAGA治療を比較的楽に行うことができます。

無料カウンセリングも行っているので、気になる方は是非一度相談してみてください。

まとめ

AGAは男性ホルモンが大きく作用するため、思春期以降ならいつでも発症する可能性がある病気です。

AGAを予防したいのであれば、規則正しい生活とバランスの良い食事を心がけつつ、頭皮環境を清潔に保つことが重要です。

もし発症してしまった場合は、育毛剤やサプリメントを試すよりもAGA治療を受ける方が良いでしょう。

Reproでは副作用の多い内服薬を使わず、皮下注射のデメリットである痛みを排除した特殊な施術を行っています。

AGAに悩んでいる人は、是非一度Reproの無料カウンセリングを受けてみてください。